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映像作家 今井いおりのブログです。

映画「ろまんちっくろーど~金木義男の優雅な人生~」感想まとめ④

映画「ろまんちっくろーど~金木義男の優雅な人生~」感想まとめ
【2014年8月21日分】



武島 正敏さん(芸術家)
何か感動したし凄く笑った!
めっちゃ良い作品!そして金木さんがとても魅力的!
楽しい映画でした!

矢口恭平さん(タレント)
今まで観たドキュメンタリー映画で一番の衝撃
身近な大阪でこんな人が居たとは!!

コダヨシキさん(TVディレクター)
あの絶滅寸前と言われている魚を竿一本で釣り上げるシーンは圧巻!!

衣笠 竜屯さん(映画監督)
金木さんの表情が強く印象に残る。本気で笑っている時にもどこか悲しげなものを感じる目。
単純に見せかけて複雑で巨大な感情。
表情の映画。
面白かった。

安福 奈津子さん(謎)
すっかり金木さんのファンになってしもたわ。

石田アキラさん(映画監督)
今まで色んなドキュメント映画を観てきましたが、
これはもう『キタキツネ物語』を越えていますっ!!!
はい。キタキツネと比べたらあきませんが…でも、ありのままの金木さんの姿は、キタキツネと同じくらいとってもキュートですっ。
素直に笑えて、素直に目頭が熱くなりますっ。
これほど確実に元気が貰える映画が今まであっただろうか?

これはもうドキュメント映画の最高傑作っ☆☆☆☆☆

今井監督は凄い映画を創ってしまいましたっ!!!
観なきゃ損です…っていうか絶対観ないと駄目ですっ!!!
今、観るべき映画だと思いますっ!!!
お見逃しなくっ!!!

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[ 2014/08/22 09:36 ] 日記 | TB(0) | CM(0)

映画「ろまんちっくろーど~金木義男の優雅な人生~」感想まとめ③

映画「ろまんちっくろーど~金木義男の優雅な人生~」感想まとめ
【2014年8月19日から20日分】

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吉津 紀美さん
本日も観てきました。
初日に観た時も思ったのですが、音楽が絶妙のタイミングで入ってくるのです。
それと 今井監督のツッコミも、グッドタイミング!
そして、泣けました…。

若林康人さん
ぐっときたぁ!もっともっと話が聞きたくなる。
具体とか、微妙に知っている世界。よく通る大阪の街で、それぞれがなんか考えて生きていて、いろいろあるんやけど、生きていくんや。ええもん観れた。
観てみたらええ。

@ObscureFilmさん
映画「ろまんちっくろーど〜金木義男の優雅な人生〜」よかった。

山下 啓介さん
もう久しぶりに映画館で笑いました。
肩震わせながら。
会場も失笑まじりでみなさん楽しんでいました。

でもロマンを追う心、人生を楽しむ気持ち、街で見かけたら変なおっちゃんにしか見えないけど、その生活と想いを追いかける映像で色んな元気をもらいました。

時光陸さん(俳優)
映画館で肩震わせて笑ったのは初めてでした。

山本 淳夫さん(横尾忠則現代美術館 学芸課長)
ドキュメンタリー映画は、ツボにはまるとえらいことになります。これまでは森達也監督の「A」がマイベストだったのですが、この映画はそれに勝るとも劣らない。ただシリアスな「A」に対して、「ろまんちっくろーど」はほんまにおなかがよじれるほど笑えます。

主人公の金木義男さんは、リヤカーに自著『宇宙人のツッコミ』を積み、日本橋電気街を自ら行商する名物おじさん。同書はべたべたの関西弁で書かれているのですが、実は「宇宙的な視点から見たらあらゆる人間の行いは無価値であり、そこに気付けば人類が抱える問題はすべて解決するはず」という、極めて直球かつシリアスな哲学が根底にあります。
一部の美術関係者にとって、金木さんは「具体美術協会」の周辺にいた作家として知られています。なかでも、作品《見せヘン》(1956年)はもはや伝説。絵を描いたキャンバスにベニヤ板を打ち付け、金釘流で「見せヘン」と大書した作品は、第9回芦屋市展に応募して落選した、とされています。当方の調査では、たしか美術協会代表の吉原治良がトイレで席を外している間に落選にされてしまい、あまりに惜しく思った吉原が図版を機関誌『具体』に掲載した、と記憶しています。かくして、一度も展示されたことがないにも関わらず、作品のイメージだけが世界中を一人歩きすることとなりました。
金木さんが作品をつくっていたのはほんの数年で、しばらくぶりに再会した村上三郎に向かって、「なんや三ちゃん、まだ美術みたいなもんやってんのかいな。しょーもな」と、喝破したとか(恐ろしい…)。
芦屋市立美術博物館に勤めていた時、金木さんの自宅を探し当ててインタビューしたことがあります。まさにこの映画のとおり、キラキラした眼が印象的で、『ソフィーの世界を読んで(エッセイでっせい)』とかいう自筆原稿のコピーをいただきました(この件は映画の中でも触れられていて、金木さんに“勘の悪い学芸員”みたいにいわれているのは私です(-。-;))。実は、この原稿こそ、『宇宙人のツッコミ』のプロトタイプなのでした。

ともかく、本当にいい映画だと思うので、素直に多くの方に観て欲しいな、と思う次第です。長文失礼しました…

[ 2014/08/21 18:22 ] 日記 | TB(0) | CM(0)

映画「ろまんちっくろーど~金木義男の優雅な人生~」感想まとめ②

映画「ろまんちっくろーど~金木義男の優雅な人生~」感想まとめ
【2014年8月15日から18日分】

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本木 香織さん(女優)
この夏のオススメ映画です。
やりたいことを、誰にも認められなくてもやり続けてたら、映画になっちゃった、おじいさんの話です。
「自分は宇宙人だ」といい、宇宙人目線で独自の哲学を記した「宇宙人のツッコミ」という自費出版の本をリヤカーに乗せて売り歩く、はたからみたら、とってもケッタイなおじいさん金木義男さんを追ったドキュメンタリー映画。
今井監督の絶妙な視点で、金木さんの人間くささに、笑いが止まらないシーンの連続です。
めっちゃ熱い独自の哲学語るくせに、通りすがりのひとから哲学返しされたら、ぐうの音もでなくなったり、野外演説ライブをセッティングしてあげたら、台本丸読みのグダグダで、挙句、「だから、俺は、才能がないねん!」と笑う!!
「おれ、勉強きらいやねん!」といいながら、若い人へのアドバイスは?という問いに、「勉強した方がええ!」と返す!
口癖は、「知らんけど!」と、「ケッサクや!」
とにかく、自由です!
ここまでなれたら怖いもんなしやなぁ。恐るべし。宇宙人。
何でも、楽しみに変えてしまう。
胃癌になっても、「これでゴールがみえた!思いっきりやれる!」と笑う。
どこまてまもひたむきで、前向きな、笑顔が最高に素敵な、金木さん。
ケッタイやと笑ったその姿が尊く、愛おしく見え、バカにしながらみていた気持ちは、尊敬の念にかわります。
ちょっとやってはみては、「向いてない」とか、「誰も認めてくれない」とすぐ諦めて言い訳ばかりしている若者よ!
これを見ろ!

とてつもない勇気をもらえます。
ひたむきさに、感動します。

ここまでやれたらどんなに幸せか、
できるんだよ、本当は。

やらないだけ。

自分の中途半端さに、恥ずかしくなります。

なんでもネットで済んじゃって、人とのコミュニケーションが希薄になった今こそ、リヤカー引いて街に繰り出し、直接、目をみて話をして、一緒に笑って。
この行動こそが、金木さんの真の哲学なのかなぁ。
映画を見終わって外に出ると、なんと、金木さんご本人が!

毎日、映画終わりに、アトリエのある飛田新地から、十三まで、リヤカーを自転車に繋いでやってきている。
77才。ご高齢で。癌に侵されているおじいさんが。

本当に頭がさがり、感動します。
この体験は是非。

吉田 弘さん(俳優)
数年前からこのドキュメンタリー撮ってるって聞いててずっと楽しみにしていた映画。
いや~さすが今井さん!
大阪のおっちゃんを味わい深く撮らせたら今井さんは絶品ですね。

日本橋で「宇宙人のツッコミ」って本を売り歩いてたおっちゃんに興味を持って撮り始めたそうなんですが、
この金木義男さんがまたとても素敵なおっちゃんで、
具体美術っていう美術を昔やってはって、
今は自身の哲学、通称「関西哲学」を突き詰め、広めようと?してはるかはよく分からんけど、
とにかくこの金木さんがとてもエネルギッシュ!
アナ雪も吹き飛ぶくらいありのままに生きてはる!

撮影途中で胃ガンが見つかり、入院・手術しはるんやけど、そんな時でも自分で楽しみを見つけてきはる。
退院したらまた自転車で街に繰り出す。
何歳になってもこんな風にいれるんやとめちゃめちゃ勇気づけられました。

ほんでそれに寄り添って金木さんを撮り続ける今井さん…
おそらく、っていうか確実に、今井さんが金木さんを撮り続けることで、
金木さん自身にも変化が起こっていて、そんな若造に影響されて変化していってる金木さんを見ていると、
なぜか涙がぽろぽろとこぼれてしまっていました。
俺の涙腺ってこんなとこにあったんや!と新発見。

終わってから映画館を出ると、目の前にさっきまでスクリーンで観ていたのと全く同じおっちゃんが!
リアルな金木さんと宇宙の話とかいろいろして、めっちゃ楽しかった♪
この映画は、皆におすすめしたい!
ぜひ観に行ってみてください!

的場 裕矢さん
よかったー!!!
正確な言葉じゃないかもしれないけど、
「世界中でこんなことやってるのが自分だけやと思ったら、
楽しくて楽しくて仕方が無い」
すごく響きました。
かっこいい!

おかけんたさん(芸人)
ブログに掲載していただきました。
http://blogs.yahoo.co.jp/nicevoice_blog/25863189.html

きのせ ひかるさん(タレント)
ブログに掲載していただきました。
http://ameblo.jp/kinosehikaru/entry-11910966903.html

石垣 登さん
二年半の撮影、出演は77歳になるお爺さん一人で100分もの!
何なんだろう……それだけの映像時間を一人で惹き付けるものは…
もし、一人芝居としての演技ならば到底持たないだろう。
正にこの方の持つ、生きる力そのものの自然体が表現されてるからだろう。
また、それを長期にわたり引き出し捉え続けた今井監督の手腕も凄いと思いました。

@shiraishimari
リアカーに自分の哲学書を積んで主義主張を唱えながら売り歩く面白いおっちゃんのドキュメンタリー映画でした。
自分に正直に生きるって素晴らしい!

@akira_7110
見終わったら金木義男氏のファンになる。
こんな事できる奴他におるか!と胸を張り、病気になってよかった、今が楽しいと言い切る。
悩む暇あるなら是非見てほしい。

[ 2014/08/19 00:30 ] 日記 | TB(0) | CM(0)
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